教育旅行をお考えの皆様へ
三笠への教育旅行
三笠市は、日本の近代化や北海道開拓を支えた炭鉱によってまちが発展しました。
三笠ジオパークでは、これらの歴史に関連する地質遺産や炭鉱遺産を活用した教育旅行の受け入れを進めています。
学校での教科単元との連動についても配慮されていますので、ぜひご検討ください。
なぜ三笠で教育旅行?
「持続可能な開発」が叫ばれて久しい昨今。中でも地球環境問題は、学校現場でも避けては通れない題材です。
三笠は、石油が普及する前の主要なエネルギー源だった、石炭によって発展したまちです。
北海道の開拓や日本の近代化の歴史を学ぶことはもちろん、エネルギーや資源という観点から地球環境問題を考えることもできます。
もう1つの三笠の特徴は、明治時代の石炭発見の過程で見つけられた、アンモナイトです。
三笠市立博物館は、日本一のアンモナイト化石収蔵数を誇っており、実際の化石を通して、地層や地形の学びを深めることができます。
三笠ジオパークは、学校現場での持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development(ESD))を支援する「地域ESD活動推進拠点」に登録されており、教育旅行を通じた学習をお手伝いしています。
楽しく、かつ教科につながる学びを
三笠では、炭鉱遺構やアンモナイトの化石だけでなく、収穫体験やトロッコ、ラフティングなど、見て、聞いて、触って、食べて、動いて、楽しむことのできるプログラムを数多くご用意しています。
これらのプログラムは、生徒のみなさんが楽しめるのはもちろんのこと、学習指導要領の各単元にも即しています。
例えば、小学校理科の「土地のつくりと変化」(6年生)や中学校社会の「近現代の日本と世界」(歴史的分野)など、年間を通じての教科の学習の中にも位置付けることができます。
これらの学習をサポートするため、事前学習・事後学習用のワークシートをご用意しているほか、プログラム当日は博物館学芸員やガイドが案内し、わかりやすく解説します。
また、アンモナイトを模した有頭エビフライや炭鉱まち特有の郷土料理である「なんこ」などが詰まった、オリジナル弁当のご注文も承っています。
安心の受入態勢
三笠では、ジオパーク活動に取り組み始めて以来、教育プログラムの受け入れを積極的に進めてきました。
時間や料金に合わせて完全オーダーメードでプランをお作りしており、短時間から丸一日滞在まで、様々なご要望にお応えしています。
講義やワークショップに利用できるお部屋や昼食場所はもちろん、雨天時の代替プログラムもご用意しています。
詳細は、教育旅行誘致資料(三笠ジオパーク)をご覧ください。
お問い合わせやお申し込みは、三笠ジオパーク推進協議会(事務局:三笠市役所商工観光課)で承っています。